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ソーシャルは重要なチャネルだが、ROIに最大の影響を及ぼしているのは「検索連動型広告」【アドビ調査】

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2012/04/16 14:30

 米アドビシステムズは13日、2012年第1四半期の米国と英国のデジタル広告業界についての調査結果を発表。モバイル機器、タブレット端末からのトラフィック増加が、CPCに影響を与えていることがわかった。

 アドビシステムズの調査によると、2012年第1四半期におけるモバイルプラットフォームへの支出は、米国ではすべての検索連動型広告関連の支出の8%、英国では11%に達しており、タブレット端末のみでも4%を占めている。モバイル機器やタブレット端末は低コストのチャネルであり、最終的にはGoogleによるCost Per Click(CPC)が前年同期比5%減少した要因となった。これに対し、Bing/YahooのCPCは前年同期比18%増加している。

 モバイル機器、とくにタブレット端末からのトラフィックは前年同期比で4倍に拡大。これらの端末への検索連動型広告関連の支出は前年同期比250%増となっている。Facebookへの支出は前年同期比93%増加して検索連動型広告関連の支出のうち3~5%を占めている。

 2012年の今後の見通しについては、米国での検索連動型広告関連の支出は、1年を通じて10~15%成長、タブレット端末とモバイル機器への支出は2012年末までに検索連動型広告関連の支出のうち15~20%を占めるようになると予想している。モバイル機器のCPCはデスクトップ機を30%下回るものの、コンバージョン率は同水準という結果になっている。

 Facebookの広告CPCは過去3四半期にわたって前四半期比40%で拡大したが、Facebookの「Sponsored Stories」のCPCは、Facebookの「Marketplace Ads」よりも低い傾向があり、これがCPCの一時的な低下の原因となった可能性があるとしている。 

 アドビシステムズは、「ソーシャルメディアが拡大し、重要なチャネルであるという認識が広がったが、デジタルマーケティングのROIに最大の影響を及ぼしているのは検索連動型広告。短期的には、マーケティング全体を効率化する、検索連動型広告に関する新たな投資機会が生み出されている」と分析している。

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