SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

スマートフォン向けAI「りんな」が登場!「共感視覚モデル」搭載で“感情のこもった”会話が可能に

 日本マイクロソフトは、ソーシャルAIチャットボット「りんな」に「共感視覚モデル」を搭載したスマートフォン向けAI「りんな」を発表した。

 スマートフォン向けAI「りんな」は、現在提供中のソーシャルAIチャットボットAI「りんな」に、最新の画像認識エンジン「共感視覚モデル(Empathy Vision model)」を採用したもの。共感視覚とは、AIが見た風景やものなどについて、その名称や形、色などの「認識結果」を回答するのではなく、その風景やものを見た「感想」を述べることを指す。従来の画像認識技術に「感情と共感」を与えることで、見たものについて「認識結果」だけを伝えるのではなく、リアルタイムで感情のこもったコメントを生成し、ユーザーと音声による自然な会話が可能になる。

 たとえば、従来のAIとスマートフォン向けAI「りんな」が、以下の画像にそれぞれコメントした場合、次のような違いがある。

従来のAIの場合:「人です。子供です。犬です。車です」
共感視覚モデル(りんな)の場合:「わぁすてきな家族。お休みかなー。あ、車が動きそう!気を付けて」

 スマートフォン向けAI「りんな」には、マイクロソフトの研究開発部門マイクロソフトリサーチによる最新の画像処理、自然言語処理、音声認識および音声合成技術が採用されている。なお、スマートフォン向けAI「りんな」は現在開発中で、一般公開時期は未定だ。

【関連記事】
日本マイクロソフト、AIチャットボット「りんな」を活用したマーケティングソリューションの提供を開始
ユーザーの歌声を学習して女子高生AIりんなも歌うまに?nana、音声データを日本マイクロソフトに提供
ポケモン公式LINEアカウント、AI導入 日本マイクロソフトの技術活用
ウィゴーが「女子高生AI りんな」をアルバイト採用~EC上で“りんなのファッションチェック”提供
人工知能と人間は感情を共有できるか、「女子高生AIりんな」にTVの放送実績データを取り込み研究へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/11/05 16:30 https://markezine.jp/article/detail/29643

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング