シノベイトは、今年6月に、ブラジル、ドイツ、ポーランド、ロシア、セルビア、スロバキア、南アフリカ、
台湾 、ブルガリア、インド、インドネシア、アラブ首長国連邦(UAE)、カナダ、フランス、日本、オランダ、アメリカの17か国、計13,000人を対象にSNSに関する意識調査を実施した。
発表された資料によると、全調査対象者の58%がSNSについて「知らない」と回答し、SNSについて「知っている」と答えた人の割合が最も高かったのはオランダ(89%)、日本(71%)、アメリカ(70%)となっている。全調査対象者のうちSNS利用者は26%。利用者の割合が最も高いのはオランダ(49%)で、UAE(46%)、カナダ(44%)、アメリカ、日本が40%と続いている。
「現実世界よりもネット上で友人を作る方が簡単だ」と考えている人は全SNS利用者の46%。台湾、インド、アメリカでは6割前後の人が同意にしているのに対して、日本では逆に6割以上の人が「そうは思わない」と回答。さらに、「現実世界よりもネット上の友人の方が多いか」という質問には、全SNS利用者の21%が同意。UAE、南アフリカ、アメリカでは3割以上の人が同意しているのに対して、日本は11%にとどまっている。
また、「SNSへの興味を失って来ているか」という問いかけに対して、全SNS利用者の36%が同意。その割合が最も高いのは日本(55%)で、アメリカ(45%)よりも高い結果になっている。
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