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1 SEOからGEO/AEOへ “検索されない”生成AI時代、企業が取るべき3つの対策
生成AIの急速な普及によって、ユーザーの検索行動はかつてないほどのスピードで変化している。これまでのGoogle検索を中心としたSEO(検索エンジン最適化)は、有効ではあるものの万能ではなくなりつつある。特に2023年以降、ChatGPTをはじめとする生成AIによって、ユーザーが検索結果を「クリックせずに」回答だけを得るケースが激増している。Wall Street Journal(2025年5月)の報道によれば、企業が自社サイトへのトラフィック獲得のために従来行ってきた検索上位表示の施策が、直接的な成果につながらない傾向が強まっているという。この現象は「ゼロクリック検索(Zero-Click Search)」と呼ばれ、検索エンジンそのものの役割を再定義する流れにもつながっている。本記事では、このような「検索されない時代」におけるマーケティングの新常識として、SEOの次に来る最適化の形や企業が取るべき施策について考察する。
2025/06/03
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2 会員増にも貢献!総再生回数1億回超え、松井証券がYouTube運用で守り続けた“1つのルール”
新NISAやiDeCoなど、多くの生活者にとって投資が身近になった昨今、情報収集手段として存在感を高めているYouTube。証券会社各社が運営するYouTubeチャンネルも増えてきている中、いち早くYouTubeの運用に取り組み、圧倒的な登録者数を誇るのが松井証券のYouTubeチャンネルだ。「資産運用!学べるラブリー」や「予約の取れない株相談所」など人気シリーズを多数生み出し、300万回以上の再生回数を記録する動画も生まれている。同社のYouTube施策をリードする武藤正樹氏に、市場変化に合わせた戦略の変化や、“視聴だけ”で終わらせない新たな取り組みなどについてうかがった。
2025/06/04
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マス広告を用いた統合型マーケティングコミュニケーションは莫大な費用がかかる一方で、エビデンスベースの考え方が十分に浸透していません。筆者が研究主幹を務める日本エビデンスベーストマーケティング研究機構では広告に関する様々な研究を行っています。今回はその中から「ブランド成長におけるマス広告の役割」を解説します。
2025/06/02
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4 横山隆治氏が「新トリプルメディア」で示す、次世代広告の勝ち筋
トリプルメディアといえば、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」。こんなマーケターにとって当たり前の常識も、アップデートを迫られる時が来た。15年前にトリプルメディアを提唱した横山隆治氏は、2025年7月発売の著書にて、「新トリプルメディアマーケティング」を提唱する。本記事では、書籍発売に先立って5月に開催されたウェビナーの内容を紹介。新概念が「テレビ1強」の広告コミュニケーションからの脱却に有効な理由や、3つのメディアの役割などを、提唱者が直接解説していく。
2025/06/24
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5 “聞く”から“任せる”へ 「Agentic Search」が起こす、検索体験の転換とファネルの崩壊
今、検索体験は大きな転換期を迎えている。従来の「ユーザーがキーワードを入力し、候補を自ら選ぶ」というスタイルから、AIがユーザーの意図を汲み取り、能動的に調査・提案までを行う“Agentic Search”へと進化しつつあるのだ。本稿では、Google GeminiやPerplexity AIなどの最新事例を交えながら、この新潮流がマーケティングにどのような変化をもたらすのかを考察。さらに、こうした変化を受け、マーケターが行うべき広告戦略やUI設計の見直し、“AIに選ばれるための新たな最適化”について解説していく。
2025/06/18