米ヤフー(以下、ヤフー)と通信社のロイターは、ニュース投稿サイト「You Witness News」のベータ版をオープンした。誰でも身の回りで起きたできごとをニュースとしてアップすることができるうえ、話題性のあるものは「Yahoo! News」やロイターのサイト上で公開される。
投稿形式は「写真」と「ビデオ」の2種類。写真の場合は、デジカメのスチール写真に現場の状況を伝えるコメントをつけてアップする。ビデオの場合は、事件現場からリポートする特派員さながらに自分をカメラにおさめてアップすることも可能。
ただし、第三者の著作物映像や、ヌードや暴力性の高いもの、古い映像、誰かを身の危険にさらして撮影したような映像は投稿禁止とされている。
サイトでは、サンプルニュースも用意されており、現役ジャーナリストのお手本映像を見ると、思わず投稿したい気持ちにかられる人も多いだろう。メディア側としては、ニュースに欠かせない、素人撮影の映像を効率的に集めるメリットがある。とはいえ、映画「ジャッカス・ザ・ムービー」のような、危険すれすれのおバカ映像の投稿をする人も少なくないはずだ。
You Witness News (ベータ版)
"Yahoo partners with Reuters on eyewitness pictures" (REUTERS)