電通と日本オラクルは、企業の基幹システムに蓄積された顧客情報などのデータをマーケティング分野への統合活用につなげる「デジタル・トランスフォーメーション支援プログラム」を構築し、提供を開始した。
システム、業務、組織などを横断しマーケティング領域全般をデジタル化することで、また、プログラムの実施に先立ち、自社のマーケティング業務のデジタル化環境を客観的に診断する「デジタル・トランスフォーメーション度数診断ツール」の提供も行う。
今回構築したプログラムは、最適な顧客体験を実現するためのシナリオを基に、チャネル(顧客接点)、システム、データ、業務の各レベルでプロセスを整理し直し、全ての要素を効果的にデジタル化して連携する設計を支援するもの。同取り組みは日本オラクル、電通、および電通イーマーケティングワンの協業により実現した。
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