サイバーエージェントの連結子会社である新R25は、「R25世代」と呼ばれる20代の若手ビジネスマンのライフスタイルや消費行動の調査・分析を行う「新R25総研」にて、全国の25~30歳の男性有職者を対象に「ネットメディアの記事(ニュースやコラム等)に関するアンケート調査」を実施し、結果を発表した。
R25世代の88.7%がネットメディアを利用
ネットメディアの記事を読む量と時間帯について調査した結果、R25世代(25~30歳)の有職者男性のうち、88.7%がインターネットを利用してニュースやコラムなどの記事を普段から読んでおり、1日に読むネットメディアの記事本数は「4本以上」であることがわかった。
読まれる時間帯で多いのは、「出勤中」と「お昼休み」が57.3%でトップとなり、「帰宅~就寝前」が48.9%と続いた。外出時のスキマ時間だけでなく、帰宅してからの部屋で過ごす夜時間にも、テレビではなく、ネットを使って情報収集するR25世代が少なくないことがわかる。
80%以上が「サラッと流し読み」
つぎに、よく読むネットメディアの記事のジャンルと、記事の読み方について調査。よく読まれているのは「時事ニュース」で、なかでも「政治・経済」と「社会・事件」に関する記事は、半数以上の人がチェックしていることがわかった。
ただし、コンテンツ消費の仕方は、「サラッと全体を流し読み」している層が80%以上で、R25世代は、社会の動向を効率よく掴むツールとして、ネットメディアの記事を利用していることがわかった。
4人に3人はニュースの情報元を意識
「ポータルサイトやキュレーションアプリ上(Yahoo!ニュース、LINEニュース、グノシー、スマートニュースなど)でネットメディアの記事を読む際、情報元のメディアを認識しているか」という問いに対して、「認識しているメディアもある」との回答が最多で45.5%、「ほとんど認識している」と合わせると4人に3人がインターネットで情報を取得する際には、そのソースまで意識していることがわかった。
約半数が、広告記事も「面白そうなら読む」と回答
また、ネットメディアの広告(PR)記事について質問したところ、約半数が「面白そうなら読む」と回答。読者とって有益な情報を提供できれば、広告でも読まれることがわかった。
【調査概要】
調査主体:新R25総研
調査地域:全国
調査対象:25~30歳有職者男性
サンプル数:309サンプル
調査手法:「マクロミル」を活用したインターネット調査
調査実施時期:2018年3月15月(木)~2017年3月16月(金)
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