アライドアーキテクツは、“さとなお”の通称で知られるコミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之氏を顧問に迎え、「ファンベース」を軸としたマーケティング支援サービスの開発に着手することを発表した。
コミュニケーション・ディレクター株式会社ツナグ代表/株式会社4th代表
1961年東京生まれ。1985年電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立しツナグ設立。最新刊は『ファンベース』(ちくま新書)。
アライドアーキテクツは今月20日、国内向け事業において「ファン・リレーションシップ・デザイン」と名付けた構想を発表し、実現に向けた取り組みを開始している。広告主企業が発するメッセージに共感しコラボレーション(企業との共同作業)を楽しむ生活者を次世代の「ファン」と再定義。このような「ファン」の存在がビジネス成長に必要不可欠であるといった考えのもと、企業とファンの最適な関係性を設計・構築する「ファン・リレーションシップ・デザイン・カンパニー」として事業を推進している。
一方佐藤尚之氏は、コミュニケーション・ディレクターとして、これまで広告コミュニケーションを中心に多くの企業のマーケティング施策に携わってきた。また時代ごとに新たなマーケティングの戦略や思想を生み出し、多数の著書を通じて提唱し続けている。今年2月に刊行された『ファンベース』では、企業/ブランドが大切にしている価値を支持してくれる生活者を「ファン」と位置づけ。このようなファンをベース(土台、支持母体)に中長期的な売上や企業価値の向上に繋げていくという思想を提唱している。
同社は、今秋のサービス提供を目指し開発を進めていくほか、共同セミナーを実施するなどして「ファン」を主軸とした両者の思想や実践手法の発信を進めていく。
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