データベースマーケティングを支援するランドスケイプは、PayPayに企業データベース「LBC」を提供したことを明らかにした。
PayPayは、スマートフォンを活用した電子決済サービスを展開しており、加盟店の開拓を行う上で、ターゲット企業を検索し情報収集をして営業活動する工数の負荷が大きいこと、営業・マーケティングに活用しやすい業種や売上高などの企業属性が取得しづらいことが課題になっていた。
そこでPayPayは、導入済みのSalesforceのSFA「Sales Cloud」に企業データベース「LBC」を格納し、ホワイトスペース(未取り引き企業)を可視化し、取り引き実績と統合して営業・マーケティングに活用できる営業戦略基盤の構築を進めていく。
PayPayはデータ基盤の構築によって、「Sales Cloud」のデータ登録を標準化し、欠損していた属性情報を更新する。市場の開拓状況を可視化したり、優先的にアプローチすべき新規ターゲットリストの抽出にも今後取り組んでいく。
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