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偽インフルエンサー詐欺の被害総額、全世界で13億ドルか フォロワーの15%は偽物【CHEQ調査】

 CHEQ AI Technologies(以下、CHEQ)は、ボルチモア大学ビジネススクールに依頼し、最新の経済分析、独自のCHEQデータ、およびインタビューを基に、新興インフルエンサー市場での不正の規模に関するレポートをまとめた。

 この調査により、インフルエンサー・マーケティングにおける偽フォロワーが、直接的に世界経済に与える被害額は、控えめに見積もっても13億ドルに達することが判明した。同時に、ブランドへの信頼度低下や反感による間接的な諸経費が、長期的な経済損失をもたらす可能性も示唆している。

 なお、インフルエンサーのフォロワーの少なくとも15%が偽物であるという調査結果も出た。広告キャンペーンへの詐欺被害額は2020年までに15億ドルに達すると予想されている。

 これらの詐欺には、利用が広がっている自動化ソフトウェアを使用して、ユーザーを自動的にフォローおよびフォロー解除し、フォロワーを増加させる行為や、インフルエンサー同士でシェアやエンゲージメント向上のために協力し合ういわゆる「ポッド」、または、ブランドに他の企業から支持を得ていると信じ込ませ、自身の価値を高めようとするインフルエンサーの行為も含まれる。

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2019/09/26 13:10 https://markezine.jp/article/detail/32090

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