MarkeZine(マーケジン)

記事種別

第2回 コンセプトワークから4Pへ“落とし込む”までの流れ

2007/02/06 09:00

前回はマーケティングのキホンである「4P」をあらためて振り返りました。オンラインマーケティング手法を有効活用する上でも、「4P」のキホンを押さえることは非常に重要です。さて、今回から私の実体験に基づき、アイデアを形にして、どう4Pにはめこんでいくのか、解説していきます。

コンセプトワークとは?

 今回は「コンセプトワーク」について触れていきます。「コンセプトワーク」とはあるアイデアを具体的な形にしていく作業を指します。新規事業の場合は企画の原案の段階から、市場分析(リサーチ)=3C「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)」分析を行います。

 例えば、情報共有ソフトの場合は、顧客はシステム管理者(導入を実際にする人、導入の意思決定に携わる人)を想定し、競合はグループウェア、ナレッジマネジメントソフト、スケジュール管理ソフト、文書管理ソフトなどを想定します。

 注意すべき点として、自社に関しては企画の実現性に関わる部分であるため、なるべく客観的に内部状況を分析して有利なところも、不利なところも書きましょう。そして市場分析結果から市場機会を創出し、市場機会からラフの商品コンセプトを創出します。

 例えば、情報共有ソフト市場においては、競合製品の管理が複雑なため、顧客の負担になっているので、自社で開発できると分析した場合は、システム管理の労力を下げることに注力したラフのコンセプトとなります。

 そして、ラフの商品コンセプトからターゲットとする顧客のニーズをいかにして満たすか? という視点に立って4Pを配分していきます。先ほどのシステム管理の労力を下げることに注力したラフのコンセプトの場合だと、「初期設定が容易で日々の運用管理は不要な製品」といった形で配分していきます。

「コンセプトワーク」から4Pへの落とし込みの流れ

 4Pの配分ができたら、4C「顧客価値(Customer Value)、顧客コスト(Customer Cost)、コミュニケーション(Communication)、利便性(Convenience)」による顧客視点検証を行いましょう。4Cの検証については次回で述べるので、今回は省略します。

 さて、最初に行う、3C「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)」分析ですが、プロダクトマネージャーによって、アプローチの仕方が異なります。私の場合は「顧客分析」からはいるのですが、その理由を説明します。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

All contents copyright © 2006-2017 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5