地上系一般放送事業者は、営業収益は前年度比5.3%減の2兆4340億円。営業損益と経常損益は減少、当期損益は大幅に減少し、地上系としてはじめて当期損益の全体額がマイナスとなった。調査対象となった195社中、88社が黒字、107社が赤字。前年度の黒字132社、赤字64社から一転、黒字社と赤字社の比率が逆転した。
売上高営業利益率は、テレビ全体が1.8%、中・短波が-1.5%、超短波が0.1%、地上系全体が1.7%。電通が発表した、平成20年の日本の総広告費では、テレビの広告費は4年連続で減少し、前年比4.4%減となっている。
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