SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「サウスパーク」作者とコメディ専門TVネットワークの間で広告収入を折半するビッグ・ディール成立

 世界的な人気を持つアニメ「サウスパーク」の作者である、トレイ・パーカーとマット・ストーンは、Viacom傘下のコメディ専門テレビネットワークCOMEDY CENTRALと3シーズン契約を延長することで合意すると同時に、インターネット、ゲーム、モバイルなど、「サウスパーク」シリーズをマルチプラットフォーム展開することなどを目的としたジョイント・ベンチャーを立ち上げることが8月27日に発表され、注目を集めている。

 作者の2人は2008年末で契約切れとなる「サウスパーク」を2011年まで、3シーズン(1シーズンにつき14話)分を製作する。また、彼らの拠点であるロサンゼルスに、デジタル・アニメーション・スタジオSouth Park Digital Studiosをつくり、2人がそこで創作を行うだけでなく、そのほかのアニメーション作家にもスタジオを提供。COMEDY CENTRALは、このスタジオから生みだされるプロジェクトのファーストルックオプションを得ることになる。

 この契約で注目されるのは、これまでコンテンツクリエイターに対して広告収入を支払うことに慎重だったTVネットワークが、広告収入を作者と折半することに合意したこと。コンテンツをマルチプラットフォーム展開することによってデジタルメディアから得られる広告収入は大きなものになりそうだ。この契約について詳しく報じたThe New York Timesは、キラーコンテンツ「サウスパーク」の作者とTVネットワークの間で成立した歴史的合意を高く評価している。

プレスリリース:"'South Park' Creators Trey Parker and Matt Stone Agree to Three-Year Extension of 'South Park' and Form Comprehensive Production and Development Joint Venture with COMEDY CENTRAL(R) to Create South Park Digital Studios"
参考:"‘South Park’ Creators Win Ad Sharing in Deal"(The New York Times)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/10/05 21:12 https://markezine.jp/article/detail/1671

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング