SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

米ナップスター業績好調、日本のユーザー増加も追い風に

 音楽ダウンロードサービスを提供する米ナップスターが、1月4日に発表した同社の収益予想によると、2006年の第3四半期(9~12月)の収益は、2,800万ドルを超えると見られる。この収益を支えたのは、世界の56万人を超えるNapsterユーザーで、2006年にダウンロードされた楽曲ファイルは5億、ストリーミングの利用は7億に達している。

 サービス加入者は、この四半期でさらに約48,000人増加しており、携帯音楽市場の中で特に好調だったのが、世界最大級の携帯キャリアである米Cingular Wirelessと日本のドコモユーザーの加入。

 日本では、1月1日からJASRACが、パソコンや携帯電話向けに音楽や動画を配信する業者に対して、著作権使用料の定額制を開始している。読売新聞の報道によると、この定額サービスは、会員1人あたりの月額基本料の7.7%に、会員数をかけた額を業者から徴収するもの。これまでは、利用者購入価格の7.7%×ダウンロード数×会員数で徴収していたが、この定額方式の導入によって、利用者が定額基本料を支払えば、何曲でも音楽をダウンロードして取り込むことができる。日本では2006年10月に、ナップスターがはじめて導入した。

 このシステムが定着している米国では、利用者が支払った購入価格の総額は約9億8000万ドルと、曲ごとに購入する従来のサービス(5億3000万ドル)を上回るという。日本では今後、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブなどが定額サービスの導入を検討しているという。

プレスリリース:"NAPSTER ADDS 48,000 SUBSCRIBERS DURING ITS THIRD QUARTER AND WILL EXCEED REVENUE ESTIMATES"
参考記事:「著作権料も定額制、JASRACが定額配信業者対象に」(読売新聞)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/02/23 23:55 https://markezine.jp/article/detail/547

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング