今回の調査は、DACの子会社スパイアのインターネット調査を利用して8月に行われ、スマートフォン利用者1217名、一般携帯電話利用者1200名、iPadユーザー100 名の回答をまとめた。調査の結果、1日1回以上インターネットにアクセスする割合は、スマートフォン利用者で77%、iPad利用者で60%と、一般携帯電話の約30%を大きく上回った。また、スマートフォン・iPadユーザーは、検索・地図(GPS)・ゲーム・動画・電子書籍など、活用の仕方も多岐にわたっている。
スマートフォン利用者のインターネット利用割合は、ほぼ全時間帯において一般携帯電話よりも高くなっている。一方、iPadは夕方~夜(18時~24時)の割合が高く、休日はほぼすべての時間帯において平日よりもポイントの増加が著しいことから、自宅での利用が多いことがうかがえる。
機能・サービスの利用状況を見ると、スマートフォン利用者の80%が検索機能を、iPad利用者の50%以上が電子書籍をよく利用している。また、スマートフォンでは、「Yahoo! JAPAN」が、iPadでは「Google」が利用サイトの1位となった。
スマートフォンやiPad購入後のメディア利用状況の変化については、スマートフォン利用者のうち約10%以上の利用者がゲーム機の利用、テレビや自宅PCの利用が減少したと回答。iPad利用者では15%以上が減少している。また、モバイルPCの利用が減少したと回答した利用者は23%に上っている。
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