トレンダーズが運営する、女性ソーシャル研究所「SOCIAL GIRLS LAB.(ソーシャルガールズラボ)は、女性の「ソーシャルメディア利用」をテーマとした意識・実態調査を実施した。
世代による支持するメディアの違い
アカウントの有無を問わず、「日常的に閲覧しているソーシャルメディア」を聞いたところ、全世代で閲覧者が多いのは「LINE」(45%)、「YouTube」(41%)という結果に。特に「LINE」については、10代で48%、20代で45%、30代で41%と全ての年代で4割を上回った。
2位の「YouTube」、3位の「Twitter」については、10~20代の支持が高い傾向であった。一方で、4位の「クックパッド」については、10代で17%、20代で33%、30代で39%と、年代があがるにつれ、閲覧者の割合が増えていた。また、5位の「Facebook」は20代(32%)が最も閲覧者数が多く、10代(11%)、30代(24%)の割合を上回った。
約8割の女性が「ソーシャルメディアが購買・サービス利用に影響」と回答
「ソーシャルメディアで得た情報で、気になった商品を購入、またはサービスや施設を利用したことはありますか?」と質問したところ、79%と約8割が「ある」と回答した。
ソーシャルメディア上の情報は、一般的な広告などとは違い、顔が見えない相手からではなく、自分にとって身近な人からのものであることが多いため、受け手にとって“自分ゴト化”しやすいという特性があるので、ソーシャルメディアから得られる情報は、現代女性たちの消費行動にも大いに影響を与えていると言えそうだ。
ソーシャルメディアが消費行動に影響しやすいジャンル
さらに、「ソーシャルメディアの情報を購買の参考にしている商品・サービス」についても質問したところ、「アプリ」(38%)、「化粧品」(30%)、「洋服・雑貨」(28%)、「食品・飲料」(26%)などが上位となった。スマートフォン向けのアプリだけではなく、消費材のジャンルについても、ソーシャルメディアとの相性の良さがうかがえた。
【調査概要】
調査日時:2013年12月5日
調査方法:インターネット調査
調査対象:10~30代の女性1,486名(※スマートフォンユーザーの方)
対象内訳:10代:499名、20代:494名、30代:493名
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