SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

イベントレポート(AD)

ついに「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」登場! Barneys New Yorkも期待する機能とは?【Salesforce1 World Tour TOKYOレポート】

One to Oneを徹底する企業が採用した理由

株式会社バーニーズジャパン代表取締役社長 上田谷真一氏
株式会社バーニーズジャパン
代表取締役社長 上田谷真一氏

 続いて、バーニーズ ジャパンの上田谷氏が登場。ExactTarget採用の狙いや今後の展開を語った。Barneys New Yorkは、1923年の創業で、日本には1990年に新宿店として初めて参入した。ハイブランドからカジュアルまでを自由に組み合わせて一人ひとりにあったOne to Oneのスタイルを提案するビジネスが最大の特徴だ。

 「来店した顧客が普段スーツを好むのか、週末をゴルフをするのかサーフィンをするのか、ゴロゴロしているのか。それらを知ったうえで、一人ひとりに最適のスタイルを提案するのが仕事。まず話をして、趣味やライフスタイルを頭に叩き込み、何かイベントがあると『来週好きなミュージシャンがイベントに参加します』などと、手紙や電話、メールを使って話しかける。最終的にはお店に来てもらって会話を成立させる」(上田谷氏)という。

 そんななかで課題になったのが、顧客の情報が多くなるにつれて、情報管理が難しくなり、属人化が進んだこと。スタッフによっては、顧客のクローゼットすべてを把握している状態で、そうしたロイヤルカスタマーを100人近く担当することもある。手書きのノートで管理することは難しく、また、スタッフは女性が多いため、育休産休の際に、引き継ぎがうまくできないトラブルが起こっていたという。ExactTargetは、こうした課題を解決するとともに、顧客ひとりひとりに合わせた新しいマーケティングに適していたことから採用を決めた。

 「新しいキャンペーンが簡単に作成できること、顧客データを一元的に管理できることが大きな魅力。Barneys New Yorkにはテクノロジーに対してチャレンジする風土がある。例えば、お客様が店舗に近づいたら最新の情報をスマートフォンなどに案内する、といった拡張機能も含めて、将来、いろいろな取り組みを進めていきたい」(上田谷氏)

 ExactTargetが登場し、さらに、LINEとの提携も発表したセールスフォース。マーケティング分野で、どのような活躍をするのか。これからの展開に目が離せない。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

齋藤 公二(サイトウ コウジ)

インサイト合同会社「月刊Computerwold」「CIO Magazine」(IDGジャパン)の記者、編集者などを経て、2011年11月インサイト合同会社設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集のほか、OSSを利用した企業Webサイト、サービスサイトの制作を担当する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/06/19 10:35 https://markezine.jp/article/detail/20255

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング