SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

イベントレポート(AD)

ついに「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」登場! Barneys New Yorkも期待する機能とは?【Salesforce1 World Tour TOKYOレポート】

ExactTargetが解決する3つの課題

 「新しい時代のマーケターの関心は3つある。データ、ジャーニー、One to Oneだ。どの国のマーケターに聞いても同じように関心があると答える。これは、この3つをどう扱っていけばよいか難しい課題を抱えているということでもある」(ホークスレイ氏)

 例えば、データについては、Webやスマートフォンから顧客や商品に関する膨大なデータが得られるようになり、それをどう扱っていいか困ることが増えてきた。その際には「膨大なデータを単一のビューで管理し、意思決定につなげられるかどうかがポイント」(同氏)になる。また、ジャーニーとは、購買サイクルや購買までの行動、ブランドに対する関心などを顧客のライフサイクルに合わせて把握できるようにすることであり、そこでは「ユニークで新しい管理方法が求められるようになった」という。最後のOne to Oneでは、顧客その人に最適化したコンテンツを提供し、顧客と本当の意味でつながりを持つことがポイントになる。そのうえで「ExactTargetのコンセプトは、この3つの課題をすべて解決することだ」とアピールした。

Barneys New Yorkの活用事例

 マーケティングディレクターの加藤希尊氏は、バーニーズジャパンがExactTargetで実現する将来像を、具体的にデモをして見せた。マーケターはSalesforce1アプリと社内コラボレーションツールChatterによって、アイデアやキャンペーンの結果を簡単に共有できる。ExactTargetはSalesforce1アプリに展開できるため、キャンペーンの状況や顧客の反応をモバイルだけで一元的に管理することが可能だ。また、ExatTargeを使うと、マーケターはマーケティングに必要なすべてのアプリにアクセスできる。メール、モバイル、ソーシャル、Web、データ、マーケティングオートメーションなど、機能も豊富だ。

 例えば、マーケターがアプリのダウンロードを促進させるためのカスタマージャーニーを実行するアイデアを思いついたら、その場でアイデアをChatterで共有し、ExactTargetの「Journey Builder」を使って、アプリのダウンロードまでを設計することができる。よく使うキャンペーンなどは事前に登録されており、項目をドラッグ&ドロップで組み合わせるだけで設計が済む。

アイディアラフをもとに、カスタマージャーニーを設計
メールからジャーニーを作る

 キャンペーン実施後は、ソーシャルメディアの反響を分析したり、ソーシャルメディアへの書き込みをトリガーにした新しいメールマガジン登録のキャンペーンやアプリ経由で店舗に誘導するためのキャンペーンなど、新しいカスタマージャーニーの展開につなげることができる。こうしたカスタマージャーニーに対して、顧客はどのように反応しているかについてもダッシュボードで一元的に把握することが可能。「ExactTargetを使うことで、企業は新しい時代のOne to Oneマーケティングを実施することができる」(加藤氏)とした。

次のページ
One to Oneを徹底する企業が採用した理由

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

齋藤 公二(サイトウ コウジ)

インサイト合同会社「月刊Computerwold」「CIO Magazine」(IDGジャパン)の記者、編集者などを経て、2011年11月インサイト合同会社設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集のほか、OSSを利用した企業Webサイト、サービスサイトの制作を担当する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/06/19 10:35 https://markezine.jp/article/detail/20255

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング