フリーマーケット形式で個人間で品物を売買できるスマホアプリ「メルカリ」は、配送にかかわる集荷や伝票記入などのアナログな作業の手間を省くため、4月1日からヤマト運輸と新サービスを開始する。
新サービスではメルカリが運賃の一部を負担することで、安価でわかりやすい全国一律の料金を実現(料金は4月1日のサービス開始時に発表)。これによって出品時の価格が決めやすくなる。利用可能となるのは「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」。システム連携によって、メルカリが発行するQRコードをヤマト運輸の店頭で読み取り、送り状を印字することができる。
商品が購入者に届き、出品者と購入者が相互評価を行った後、販売金から販売手数料と送料が差し引かれ、出品者のアカウントに入金されるので、送料の決済はアプリ上で完結するしくみ。
今後は発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送の受付け、ヤマト運輸セールスドライバーによる集荷にも対応。また、住所などの個人情報を開示する必要なく、フリマアプリ「メルカリ」での配送手配だけで荷物が送れる匿名配送サービスも提供する予定となっている。
【関連記事】
・フリマアプリ「メルカリ」、リリースから約1年半で1,000万ダウンロード突破!
・宅配ネットクリーニング「リネット」、ヤフオク!落札者向けサービス提供へ
・飲んだ感想を分析、好みに合ったコーヒーをお届け!カフェイネイトのコーヒー宅配サービス「Cupping Table」
・Facebook、CtoCの売買を可能にする新機能「For Sale Group」開始
・ベネッセ、CtoCオンライン教育プラットフォームの米Udemyと提携、EdTechに参入