昨今、若年層を中心としたフリマアプリの普及等、CtoC(個人間売買)市場に多くのユーザが参加している。その流れはデジタルコンテンツにも波及し、更なる拡大が期待される。そのような中、オールアバウトはCtoC事業の強化、および専門家ネットワークを活用してのデジタルコンテンツの販売による収益拡大を目的とし、シーズネットが会社分割により2015年6月に新設予定のディー・エル・マーケットを子会社化して、デジタルコンテンツの販売市場へ事業参入する。
シーズネットは、2006年よりデジタルコンテンツに特化したダウンロード販売専門のマーケットプレイス「DLmarket」を運営している。DLmarketは電子書籍やイラスト素材等を取り扱い、個人・法人をあわせて約47万人の会員によって利用され、2014年の販売取引実績は約20万件にものぼる。今後、オールアバウトはDLmarketのさらなる利用者拡大を図り、日本最大級のデジタルコンテンツのCtoCマーケットプレイスを目指す。
さらに将来的には、「All About」が抱える専門家が執筆した子書籍コンテンツや、生涯学習事業を運営するオールアバウトライフワークスによる教材動画などを、法人向けに販売強化し、商品ラインナップの強化と販売先の拡充を推進する。
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