LINEは、児童・生徒に情報リテラシーを身に付けてもらうとともに、コミュニケーショントラブルを防止することなどを目的として、東京都教育委員会と「SNS東京ルール」共同研究プロジェクトを立ち上げる。
同研究プロジェクトでは、LINEがもつノウハウを活用し、インターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材の開発などを行い、その成果を東京都教育委員会を通じ都内公立学校に普及することで、情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図るもの。
コミュニケーションアプリ「LINE」は、生活を支えるコミュニケーションインフラとして浸透しつつある。その一方で、インターネット上のコミュニケーションについて知識や技能が不十分な青少年によるトラブルが発生していることも事実だ。この状況を受け、LINEでは、2014年1月にネットリテラシーの啓発活動を行う専門部署を設立。また、学校や教育機関でのワークショップ授業・講演活動を累計1,700回以上実施し、また静岡大学と共同で教材の開発等を行ってきた。同社は今回の取り組みにより、さらなる教育の充実を目指す。
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