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パナソニック、オルビスが語るTwitterの可能性 #Twitter4Osakaレポート

Twitter直伝!ダイレクトレスポンス広告の成果をあげるノウハウ

 セミナーの後半は、ダイレクトレスポンス(以下、DR)広告を効率的に実施するノウハウと、オルビスによる事例紹介が行われた。

 Twitterの説明によると、広告配信量を決めるTwitterのオークションロジックは、入札額とCTRからなるアドスコアが影響している。スコアが高いと配信量が増え、CPCが安くなるのだ。

 DRを成功に導くには、このオークションロジックに基づいて対策を練っていく必要がある。その中でも工夫すべきポイントはクリエイティブのデザインであり、Twitter利用者が受け入れやすい広告はどんなものかという文脈を考えることが重要となる。表示領域の広さを活用したインパクトのある画像や、商品画像を並べ情報量を増やしたデザインに高い成果が見られるという。

新規獲得の主力メディアとして欠かせない! ORBIS流のTwitter活用法

 続いて、DR広告の活用事例を紹介したのはオルビスだ。同社は化粧品や健康食品などの通信販売事業を展開する。

 「SNSは新規顧客獲得の主要メディアです。低いCPO(Cost Per Order)でロイヤリティの高い顧客を獲得し、人肌感のあるコミュニケーションを意識しています」と話すのは、新規獲得をミッションとする前田創一朗氏だ。

オルビス株式会社 通販営業部 新規メディア企画チーム 主任 前田創一朗氏
オルビス株式会社 通販営業部 新規メディア企画チーム 主任 前田創一朗氏

 オルビスは2012年にTwitterの公式アカウント(@ORBIS_JP)を開設し、2014年にはプロモツイートをスタートした。しかし、獲得効率の悪化を理由に2016年にTwitterの出稿を一度止めている。

 そして、Twitter広告プロダクトのアップデートを受けて2017年8月に再チャレンジを行った。

 「プロモツイートを停止した2016年と比べ、新規の獲得人数は600倍、受注1件あたりのコストであるCPOは20%という結果になりました。他のアドネットワークやプロダクトと比較しても、2分の1の効率で成果を上げる事に成功しました。」(前田氏)

 果たしてオルビスは何を実施したのか?

 前田氏は「商材の絞り込み」「クリエイティブ制作体制の強化」「Twitter内の好循環サイクル」の3点をあげる。

 2016年までの出稿では様々な商材を扱い、クリエイティブは自社で細かくチェックし運用していた。しかし、クリエイティブの数もアイデアの方向性も限られたものになってしまい、しまいにはクリエイティブの疲弊に制作が追いつかない状態になってしまっていたという。そこで今回は注力商品を一点に絞り、クリエイティブ制作も外部に委任する協力体制を敷いた。

様々な切り口のクリエイティブをスピーディーに制作できるようになった
様々な切り口のクリエイティブをスピーディーに制作できるようになった

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/11/22 15:30 https://markezine.jp/article/detail/27312

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