クロスシーは7月3日、上海企能軟件科技の提供するCRMツール「Wedocrm(微答)」の国内独占代理契約を同社と締結した。
「Wedocrm(微答)」は、テンセントが運営するメッセージングアプリ「WeChat」のAPIおよびWeChatクラウドを利用したSaaSで、同アプリにおける複数パターンのプロモーションの展開とユーザーデータの収集・トラッキングを通じて、顧客関係の構築や効果検証、拡大販売を可能にする。
同ツールを使用する事業者は、WeChatの公式アカウントを取得した上、そのアカウント上にWedocrmの各種メニューを設定できるようになる。事業者でも理解しやすく操作のストレスが少ないインターフェースが採用されており、少ない開発費用でCRMを導入したいと考える事業者にとっては最適なツールだ。
利用できる機能は、テンプレートから簡単にサイトのデザインをカスタマイズし商品の予約や実店舗へのアクセスを促進するメニューの設置が可能な「微官網(マイクロサイト)」や、WeChatにおけるキャンペーンの実施とデータ収集を可能にした「微活動」、EC店舗の構築など多岐にわたる。
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