Vpon JAPAN(以下、Vpon)は、大阪観光局に向けて、「VponインバウンドDMP」を基盤とした「大阪観光局DMP」の構築を開始した。
大阪観光局はこれまで、海外旅行者に対して観光地・宿泊施設・食文化の魅力を発信し、大阪への誘致活動や来阪旅行者に向けての様々なプロモーションを行ってきた。一方で、これらのプロモーションの効果検証を行うための仕組みが十分ではなく、個々のプロモーションが単発で終わったり、必要なデータの不足・未整備によってターゲット像が深掘りできなかったりするという課題があった。
今回のDMP構築によって大阪観光局は、公式サイトやスマートフォンアプリ、「Osaka Free Wi-Fi」などで取得されたデータと、Vponの保有する台湾・香港・中国などを中心としたアジア6,000万人の海外旅行者データを統合。
これによって、数値の可視化(ダッシュボード構築)や来阪旅行者の詳細なターゲット策定を行い、適切なコンテンツ企画や広告配信に展開していくことが可能になる。また、観光庁などから公開されるオープンデータや旅行サイトなどから取得可能な外部データを含めた、総合的なデータ分析も実施していく。
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