デジタルマーケティングの自動化を推進するWACUL(ワカル)は、事業会社を中心とした5社および金融機関2行から総額5.6億円を調達。また、これにともない、同ラウンドのリードインベスターであるリコーと協業契約を結んだ。
WACULはこれまで、デジタルマーケティング領域での課題を抱えている中小企業を中心に、Webサイトにおける顧客獲得最大化のためのUI/UX改善提案を行うツール「AIアナリスト」を提供してきた。
今回の取り組みを通して同社は、同ツールを軸としながら、「デジタルマーケティングの自動化範囲の拡大」「ケイパビリティの流動化」「届け方の多様化」の3軸で、同社の掲げるビジョン「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」の実現を目指す。
また、リコーとの協業によって、リコーが保有する中小企業向けソリューションおよび顧客リーチを活用した中小企業向けのデジタルトランスフォーメーション支援を加速。加えて、マイナビ・TISの両社とも連携し、各社の保有する顧客およびソリューションと、親和性の高いプロダクトの共同開発を行っていく。
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