博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は、新プラニング手法「生活者モードベースドプラニング」を発表した。
デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターでは、「状況」によって生活者の意識や無意識下の気分、情報行動が変化することに着目し、生活者の「状況」に内包されるインサイト(潜在ニーズ)を「生活者モード」と定義している。
マーケティング領域では、新たな「発見」や「気づき」を得る機会が豊富に存在する、生活者の「移動」による状況の変化を特に重視。移動によって変化する状況に内包される「生活者モード」を抽出し捕らえることで、施策効果を最大化するプラニング手法を「生活者モードベースドプラニング」として体系化した。
本プラニング手法で分析・立案した想定事例によると、メディア接触によって商品やサービスについて新たな「発見」や「気づき」の経験を与えるためには、幅広い「移動」のシーンが有効であることがわかった。
また移動によって変化する場所や時間、気分や行動といったデータから抽出した「生活者モード」が、キャンペーンのコアコンセプトをはじめ、広告出稿/イベント/CRM/販促といった様々なマーケティング施策立案に活用可能なことが明らかになった。
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