F1層のマーケティングに特化したミュゼマーケティングは、全国20~34歳の女性1,350名を対象に、ハマっているゲームや購入するきっかけ、プレイ時間などについて調査した。
ゲームをする手段は9割が「スマートフォン」
まず、主にどのようなツールでゲームをしているのかを調査。結果は、スマートフォンが90%を占め圧倒的な1位。2位以降はNintendo Switch Liteなどの「携帯ゲーム機」、PlayStationや任天堂Wiiなどの「家庭用ゲーム機」と続いた。
さらに携帯ゲーム機と回答した人にもっている機種を調査したところ、1位が「Nintendo Switch Lite」で67%。2位は「Nintendo 3DS(41%)」、3位は「Nintendo 2DS(15%)」だった。
また、家庭用ゲーム機と回答した人にももっている機種を聞くと、こちらも1位は「Nintendo Switch(71%)」。2位以降は「Play Stationシリーズ(47%)」「Wii・WiiU(35%)」と続いた。
人気のゲームジャンルはパズル、ゲーム機の圧倒的人気は任天堂
続いて、「スマートフォン」「携帯ゲーム機」「家庭用ゲーム機」でゲームをすると回答した人にどんなジャンルのゲームをするか調査。結果、1位は「パズル(45%)」、2位は「育成(33%)」、3位は「音楽・リズム(29%)」といったジャンルが挙げられた。
また、「今特にハマっているゲームはありますか?」という質問に「はい」と答えた37%の女性に、具体的なタイトルを聞いたところ、「どうぶつの森」「スプラトゥーン」と回答する人がが多い結果となった。携帯用ゲーム機、家庭用ゲーム機ともに「Nintendo Switch」が1位であることからも、任天堂のゲームをプレイしている人が多いようだ。スマートフォンでは「LINEツムツム」という回答が多数寄せられた。
ゲームで課金「たまにする」F1層は21%
ゲームで課金するかどうか尋ねたところ、「しない(77%)」という回答が多くを占めた。しかし、「たまにする(21%)」という回答もあり、頻度は高くないものの課金をする人も一定数存在した。課金を「頻繁にする」「たまにする」人に1ヵ月あたりの課金金額を聞いてみたところ、1位が「1,000円以内」、2位が「500円以内」でいずれも少額が多かった。
課金するタイミングは、1位が「欲しいガチャアイテムやキャラクターを手に入れたいとき」で、2位以降は「限定アイテムを手に入れたいとき」「ゲームを有利に進めるアイテムを入手したいとき」という回答が続いた。
「就寝前」や「帰宅後」にゲームをプレイ 約4割は「ほぼ毎日」
1日のなかでゲームをするタイミングについて調査をした。結果、1位は「就寝前(55%)」、2位は「帰宅後(47%)」、3位は「仕事・学校の休憩時間(24%)」「出勤・通学前(24%)」となった。ゲームをする理由としては、「暇つぶし(72%)」「楽しい(51%)」「気分転換(26%)」などが挙げられた。
さらにゲームをする頻度を尋ねた。結果は「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く37%と、約4割はゲームが習慣化していることがわかった。以降は「週に2~3日」「週1日」という回答が続いた。
その他、同調査で明らかになったデータ一覧は以下の通り。
【調査概要】
調査日 :2020年8月7日~2020年8月16日
調査方法 :インターネット調査
調査人数 :1,350名
調査対象 :全国20~34歳の女性
【関連記事】
・F1層に聞くコロナ禍の食事事情の変化、44%が「自炊が増えた」と回答【ミュゼマーケティング調べ】
・F1層に聞くコロナ禍の変化、6割が「自粛明けもオンライン飲み会をしたい」【ミュゼマーケティング調べ】
・F1層のバーゲンセール事情 予算や買い物傾向、よくある「失敗」も明らかに【ミュゼマーケティング調べ】
・F1層の8割以上が「キャッシュレス化が当たり前になる」と回答【ミュゼマーケティング調べ】
・ミュゼプラチナム、法人向けマーケティングサービスをリリース~286万人の女性会員にアプローチ