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SEO初心者が知っておきたいGoogle機能の基礎知識

検索ユーザーに思いを馳せよう!サジェストキーワード「他の人はこちらも検索」の基礎知識


 Googleの検索結果には様々な機能があります。本連載では、SEO対策に取り組む中で知っておきたい機能を全7回にわたってご紹介。第4回は「他の人はこちらも検索」についてです。「他の人はこちらも検索」は、自分が検索する際にはよく使うものの、SEOに取り組む際には見ていない人も多いのではないでしょうか。今回は「他の人はこちらも検索」の基本情報、施策への活かし方をご紹介します。

「他の人はこちらも検索」とはどんな仕組み?

 こんにちは。ナイル株式会社の青木です。

 前回は「GoogleDiscover」についてご紹介しました。GoogleDiscoverは、検索やWebの閲覧情報などのアクションを基に興味関心を導き出し、それにあった情報をユーザーに届ける機能です。流入に貢献するものの、対策は取りにくいため、副次的な流入として考えるのがポイントでした。

 第4回で紹介する「他の人はこちらも検索」、我々では対策できない機能ですが、仕組みとその存在を意識することはとても大切です。

 今回も実際の検索結果を確認しながら、ポイントを押さえていきましょう。なお、検索結果は絶えずテストが行われているため、記事を読むタイミングによっては、表示が異なる可能性があります。

「他の人はこちらも検索」の表示について

 「他の人はこちらも検索」は、検索結果に表示されるサジェストキーワードのことで、ユーザーが探している情報にたどり着きやすくすることを目的に表示されています。

 最初にモバイルでの表示を確認しましょう。モバイルで表示される場合、以下のように4つのキーワードを1ブロックとして、検索結果内に挿入されます。また、「他の人はこちらも検索」が挿入される箇所は検索結果ごとに異なります。

クリック/タップで拡大
左:「ドライフラワー 作り方」のモバイル検索結果
右:「ドライフラワー 花言葉」のモバイル検索結果
(クリック/タップで拡大)

 「ドライフラワー 作り方」は2番目の検索結果の下に表示されますが、「ドライフラワー 花言葉」では、強調スニペットの下に表示されています。「他の人はこちらも検索」でサジェストされるキーワードの多くは、たとえば「ドライフラワー 作り方」であれば、「ドライフラワー 作り方 バラ」のように検索したキーワードを含みます。

 しかし、「人物名」「動物」「作品名」などの検索の場合は、画像とともに別キーワードを含むものを表示することもあります。

左:「僕のヒーローアカデミア」のモバイル検索結果
右:「ラッコ」のモバイル検索結果

 PCでの表示は少し異なります。検索直後の画面では表示されず、検索結果をクリックして再度検索結果画面に戻ってきた際に表示されるのです。

クリック/タップで拡大
上:「確定申告」のPC検索結果
右:「確定申告」のPC検索結果をクリックして再度検索結果画面に戻ってきた際
(クリック/タップで拡大)

 またナレッジパネル内に表示されるパターンもあります。

クリック/タップで拡大
左:「ラッコ」のPC検索結果
右:「僕のヒーローアカデミア」のPC検索結果
(クリック/タップで拡大)

 PCとモバイルでは画面サイズが異なることから、表示方法やキーワードの個数に違いが見られますが、表示されるキーワードそのものはPC、モバイルでほとんど変わりません。

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この記事の著者

青木 創平(アオキ ソウヘイ)

 ナイル株式会社 SEO研究所所長。大規模データベース型サイトなどの技術的に複雑なSEOのプロジェクトや、BtoBのサービスサイトにおけるオウンドメディアマーケティングなどを担当。2021年からはSEO研究所を立ち上げ、より成果に貢献するSEOを追求している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/10/01 10:34 https://markezine.jp/article/detail/37284

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