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日本で伸び悩む海外発SNSの苦悩
FacebookとMySpaceが日本に浸透しない理由

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2008/08/26 12:00

 2008年8月7日、リサーチ企業のcomScore社がSNS各社の数値を発表した。mixiが一人勝ちの要因は何なのか? 今回は「コミュニティ」という概念からその要因を考えてみたいと思う。【連載バックナンバー】

他を圧倒するmixi!数値で見る各社の状況

 2008年8月7日にcomScore社が発表したデータによると、日本におけるSNS各社のユーザー数は上記一覧の通りとなり、12,738,000(約1,270万人)ものユーザー数を擁するmixiが圧倒的な一人勝ちとなった。

 後発の、MySpace/Facebookも短期間ながら健闘したものの、比較値でみれば、MySpaceは単純に見てmixiの10分の1(124万ユーザー)であり、その差は歴然である。

 海外発のSNSサービスにおいては、ローカライズ・日本文化への同質化が不足していると、多くの人々から叫ばれ、それに追いつくよう研鑽している模様だが、根本的な日本気質を理解しない限り、成功を勝ち取ることはなかなか難しいように思う。では、その日本気質とは一体なんなのだろうか。

外向きの志向をもつ海外SNS

 なぜ、これほどまでに海外発SNSとの差が開いているのか? というと…もちろん、海外発SNSの日本でのローンチがmixiよりも遅れたことも原因の1つであるが、最も言えることは「コミュニティ性質の違い」なのではないかと個人的には分析している。

 例えば、海外SNSを例にとってみると、その性質は個人を中心にあらゆるものをオープンソーシャル化することで発展を遂げてきた。図にしてみるとのような感じである。言うなれば、外へ外へと向けて繋がりを作り続けるオープン型コミュニティである。Twitterが爆発的に人気を博したのも、1toNという無限大の広がりをみせる「N」というオープン性があったからに他ならない。



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著者プロフィール

  • 池永 尚史(イケナガ ヒサシ)

      1979年生まれ。CGMブログ・メディアを展開するベンチャー企業、インターネットサービス系企業を経て独立。2010年3月より株式会社ノイズ代表取締役。   ■ 著書 ・ 稼ぐアフィリエイターはブログが違う!(技術評論社刊) ・  ドロップシッピングスタートブック(...

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