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検索連動型広告の効果を左右する
「キーワード分類」のコツ


「広告グループ」分類の考え方

 広告とキーワードで構成される広告グループでは、キーワードと広告がうまくマッチしているかどうかをクリック率で判断できる。

 次の2つの広告グループの例をみてどちらがより効果的な分類か考えてみよう。

 もうお気づきだろう。カー用品の広告のキーワード「自動車」のクリック率が他に比べて低い。このように、対象範囲の広いキーワードは、広告との適合性によっては、広告の露出の機会は増えるものの、ターゲットが絞り込めておらず、クリック率が低くなってしまうことがある。

 それでは、複数のキーワードに複数の広告を展開している場合の注意点を考えてみよう。

 この例では、「一戸建て」というキーワードで検索された場合に、マンションの広告が表示され、また逆に「マンション」と検索されたときに「一戸建て」の広告を表示してしまう可能性がある。

「広告グループ」分類の具体例をみてみよう

 ここでも、旅行代理店を例に、広告グループの分類について考えてみよう。まずは下記の例をみてほしい。

 良い例は、アメリカツアー広告に対し、適合するキーワードが設定されていることがわかる。悪い例①は、アメリカの広告に対し、カナダのキーワードが設定されている。この場合はアメリカとカナダを別の広告グループで展開すればよい。

 もうひとつの悪い例②は、「世界各地」という説明文に対応するため、世界各地のキーワードを関連付けているものの、ぴったりマッチするキーワードにはなっていない。また、商材もバラバラである。このような状態ではクリック率の向上は望めないだろう。改善するには、「ツアー」「航空券」「ホテル」といった商材や地域別に広告グループを分類するとよい。

実際の操作は動画セミナーで

 「キャンペーン」と「広告グループ」の分類方法を説明してきたが、ご理解いただけただろうか? 動画セミナーでは、このほか、管理画面の操作を交えながら、最適化の手順を紹介している。

 最適化の手順は大きく次の3ステップに分けられる。詳しい操作方法は動画セミナーにて説明されている。チェックしておこう。

(1)これまでのデータをバックアップ
(2)広告グループの移動
(3)キーワードの移動

まとめ

 スポンサードサーチの管理のためのポイントは次のとおりだ。

  • キャンペーン単位で設定する機能が活用できて、管理運用がしやすくなっているか?
  • 広告グループ内のキーワードと広告の組み合わせが適切に分類されているか?

 詳しい解説は動画セミナーで確認してほしい。動画セミナーを見たことのない人は、ほかの講義もあわせて確認し、広告の効率アップを図ろう。

動画セミナーは「オーバーチュア公式ラーニングポータル」へ
中級編 動画で学ぶオーバーチュア 第3回『広告効果を左右するキーワードの分類【基本編】』
中級編 動画で学ぶオーバーチュア 第4回『広告効果を左右するキーワードの分類【実践編】』

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

森 英信(モリ ヒデノブ)

 就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/02/25 19:48 https://markezine.jp/article/detail/6788

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