飲むことが増えたもの1位は「コーヒー」
medibaは今年9月に、12~49歳の男女2400を対象に「飲料」についての調査を実施した。3年前と比較して飲むことが増えたものがある人は9割近く、逆に減ったものがある人も7割で、飲料の選択に変化が起きていることがわかった。飲むことが増えたものの1位は「コーヒー」で、「ミネラルウォーター」「お茶」が続いている。一方、飲むことが減ったものの1位は「炭酸飲料」で、「牛乳」「アルコール飲料」が続いている。
飲むことが増えた「コーヒー」については、「苦味を美味しく感じられるようになった」「よくカフェに行くようになった」「結婚して家にいることが多くなった」など、嗜好やライフスタイルの変化が選択の要因となっている。また、飲むことが減った「炭酸飲料」については、「甘いし、糖分が多そう」「カロリーが高そう」「炭酸が体に悪そう」といった健康への影響を考えた意見が多くあげられた。
健康志向、でも牛乳は飲まない?
飲むことが減ったものの2位にあがっている「牛乳」は、豊富なカルシウムなどが健康に良いというイメージ、健康志向という追い風を考えると意外とな結果となった。その理由としては、10代で「給食がなくなったから」や「1人暮らしをはじめて、家に買い置きがなくなったから」など、ライフスタイルの変化による機会喪失が多くあがっている。また、その他の年代では「おなかの調子が悪くなるから」など体質に起因した理由が目立っている。
また、飲まなくなったもの3位の「アルコール飲料」では、「健康のため」という理由が比較的多かったほか、「節約のため」や、女性の場合には「妊娠したので」という回答も多くみられた。
【関連記事】
・「牛乳に相談だ。」キャンペーンサイトがリニューアルオープン
・クルマ・旅行だけでなく、若年層の「酒離れ」が進行
・コーヒーをよく飲む店1位は、男性「マクドナルド」、女性「スターバックス」