従来のiPhone用画像認識アプリでは、特殊なマーカーなど指定のコードを読み取る必要があった。今回、電通が開発したiPhoneアプリ「Scan it」(無料)はそうした特殊なコードを利用することなく、平面画像自体の特徴をそのまま画像イメージとして認識し、連動したコンテンツを提供する。たとえば現在は、千円札・五千円札・一万円札に印刷された顔の部分が認識できるようになっており、電通は今後、認識対象をウェブサイトなどで告知する。
「Scan it」では、QRコードリーダー機能を実装しているので、iPhone用の無料QRコードリーダーとしても利用することができる。電通はこのアプリをクライアント企業にASPサービスとして提供。すでに本田技研工業、集英社での採用が決定している。
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