診断サービス「売り場ドック」は、商品棚を複数のエリアに区分し、ゴーグル型のアイトラッキング装置とヘアバンド型の脳波測定器を付けた来店者の視線や脳波の状況から注視の度合い、興味・関心の度合いを分析。エリアごとに関心度を4段階に分類する。
企業が店頭施策の効果を検証する際、行動観察やアンケート、インタビューに加えて、アイトラッキングを活用した調査も行われているが、商品をポジティブな関心で見ていたのか、よくわからなくて見ていたのかについて明確にすることが難しかった。
大日本印刷では、視線と脳波を合わせて分析することで、来店者の興味・関心をより多面的に把握することが可能になるとしている。
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