今回のサミットは27か国から約5000人の参加者がソルトレイクシティの会場に集まった。基調講演では、同社CEOのシャンタヌ・ナラヤン氏、オムニチュア事業部門担当副社長ブラッド・レンチャー氏が登壇。デジタルマーケターーを支援する同社の広範な技術とツールを5つのソリューションに集約したことを発表した。
Adobe Analytics/Adobe Experience Manager/Adobe Target/Adobe Social/Adobe Media Optimizer(日本ではAdobe Media Manager)の5つのソリューションが「Adobe Marketing Cloud」として統合された。2時間にわたって行われた講演では、その意味と戦略を解説するとともに、それぞれのデモンストレーションが行われた。
これらのソリューションによって、マルチデバイス、パーソナライゼーション、モバイルという課題に対応するだけでなく、マーケターとクリエイターのスムースなコラボレーションを支援。企業のデジタル資産の効率的な活用を実現する。
同サミットでは2日間にわたって、アドビ システムズ、および各業界のキーパーソン、先進的な企業が登壇し、デジタルマーケティングについての情報を発信する。
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