Facebookとエンタープライズ向けデータ管理・分析事業を手掛けるアクシオムは12月1日、Facebook広告のターゲティング配信ソリューション「パートナーカテゴリ(Partner Categories)」の日本での提供を開始した。
パートナーカテゴリでは、アクシオムをはじめとしたオーディエンスデータプロバイダーが提供するデータをもとに、広告配信を行うことができる。広告主はパートナーカテゴリを利用することで、オフラインでの消費者の行動をもとにFacebook上でのターゲティングを行うことが可能になる。
なお、パートナーカテゴリはパワーエディターや広告マネージャといったFacebookの提供する広告管理ツールから誰でも利用することができる。
今回の提供開始に先立ち実施したテストでは、国内大手不動産ポータルのキャンペーンにおいて、ノンターゲティングと比較して広告想起で顕著な上昇(+17%)が見られた。
また、同サービスによる対象者の絞り込みを行ったところ、シェア・オブ・マインドが通常配信対象ユーザーと比較して高いことから、より見込みの高い顧客層へのリーチに有効であることが確認された。シェア・オブ・マインドとは、消費者の心の中でブランドや商品が占める割合のこと。
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