アイモバイルは、スマートフォンに特化した動画アドネットワーク「maio(マイオ)」において、世界11ヵ国にアプリ内動画広告のモバイルメディエーションプラットフォーム「ironSource」を展開するイスラエル企業ironSourceとの連携を開始した。
モバイルアプリメディエーションとは、アプリ内の動画広告において、広告リクエストを埋めるための第三者広告ネットワークを収益性の高い順に呼び出し、収益向上を図るサービス。ironSourceが提供するモバイルメディエーションプラットフォームは、80,000以上のアプリに導入されており、ユニークユーザー数は月間11億人にものぼる。
これまで、アプリデベロッパーは自社アプリを各国に向けてローカライズする場合、国別に配信可能な広告ソリューションを選択する必要があった。
しかし、今回「maio」と「ironSource」が連携することにより、広告ソリューションの選択といった開発コストや運用時間を削減できるほか、日本・海外の両軸でパフォーマンスとユーザビリティの向上を実現する。
今後両社は、独自で持つ強みを活かすことを目的とし、セミナーやイベントを共同開催するなど多方面で有益な情報発信に努める。また、アイモバイルは今回の連携をきっかけに、国内に留まらず海外を見据えた業務展開を行っていく。
【関連記事】
・動画広告の強化に向け、LINEとファイブが資本業務提携 完全子会社化へ
・動画広告でのUGC活用が手軽に!アライドアーキテクツ、「Letro」に新機能を搭載
・電通デジタルと電通、動画広告の最適化行う「BRAND LIFT CHECKER」をリリース
・オプト、位置情報×動画広告配信の「toSTORE Video Ad.」を開発 チラシの代替狙う
・CandeeとKaizen Platform、クリエイティブのPDCA運用を前提にした動画広告を提供