東京工科大学では、2018年度の新入生1,735名を対象に、コミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査を実施。結果を発表した。この調査は2014年から実施しており、今回で5回目。
Instagramは2桁増、Facebookは減少傾向
SNS利用率では、「LINE」が3年連続でほぼ全員、「Twitter」が同8割以上を維持している。「Instagram」は、女子で前年比13.6ポイント増70.0%、男子で同12.3ポイント増33.2%、全体でも4年前の約3倍となる46.6%となり、拡大傾向が続いている。「SNOW」は女子が男子の約4倍となる6割弱(57.0%)が利用。「Facebook」は同4.4ポイント減11.8%で、減少傾向が続いている。
携帯キャリアメール利用は4年前の3分の1以下に
友人との連絡手段は、「LINE」が3年連続でほぼ全員、「Twitterのメッセージ」が同4割強となり、利用率と同様に定着化の傾向がみられる。一方、 「携帯電話のメール」は前年比6.2ポイント減20.6%で4年前の3分の1以下、「ショートメール」は前年比1.3ポイント減15.3%で、引き続き減少傾向。SNSへの集約が進んでいる傾向がみられる
情報源はテレビに次いでTwitterとLINE
世の中の動きについて情報を得ているメディアは、 「テレビ」が最も高く82.4%。次いで「Twitter」が57.2%、「LINE」が55.0%と前回に続き半数以上となった。女子の利用率が7割となった「Instagram」は、情報源としても7.7ポイント増の2割弱(18.9%)が利用している。また、「最も信頼できるメディア」では、「テレビ」(51.9%)に次いで「新聞」(16.3%)となり、SNSやネットメディアを上回った。
スマホ端末、女子の8割以上がiPhone
所有している携帯電話の種類では、「iPhone」(72.8%)が4年前(50.1%)の1.45倍となり、「その他のスマートフォン」(25.1%)などとの差が拡大している。また、女子では初めて8割超(81.1%)となりました。
【調査概要】
調査日:2018年4月5日・6日
調査対象:2018年の東京工科大学新入生(八王子キャンパス、蒲田キャンパス)
サンプル数:1,735名
調査方法:新入生ガイダンスにて調査票を配布・回収(※入学者全員とは若干異なる)
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