スマホネイティブ世代の実態を探求する「プリキャンティーンズラボ byGMO」は今回、女子中高生におけるInstagramの利用状況を調査した。
アカウント所有者の割合は7割弱 高校生においては8割にせまる勢い
「Instagramアカウントの有無」について尋ねたところ、中学生は約6割、高校生は8割近くがアカウントを所有していることがわかった。また、所有しているアカウントの個数については、「2個以上」と答えた高校生は約3割で、複数のアカウントを持っている人数は全体の約4割を占めた。
「タイムライン」と「ストーリーズ」、閲覧の割合は?
続いて、Instagramの投稿種類別に「タイムラインとストーリーズどちらをよく閲覧するか」と尋ねたところ、わずかに「ストーリーズ」という回答が上回った。ただ、「同じくらい」という回答が中高生ともに最多となった。
また、閲覧頻度に関する調査では、「1日に複数回」という答えが7割を超える結果となった。女子中高生の間では、Instagramはごく日常的に利用するサービスとなっているようだ。
どちらも投稿せず、「閲覧するだけ」という声も
次に、「Instagramへの投稿」に関する調査を実施。「タイムラインとストーリーズどちらによく投稿するか?」と尋ねたところ、閲覧の場合と比べ、特に高校生の中で「ストーリーズ」という回答が増加した。一方で、「どちらも投稿しない」という回答も一定数見られ、閲覧のみに限った利用者が少なからずいることが明らかになった。
投稿する理由は「思い出を残したい」「感情を共有したい」から
続いて、「タイムライン」と「ストーリーズ」の投稿理由に関する調査を実施。「タイムライン」の投稿理由として最も多かったのは、「思い出を残しておきたいから」だった。卒業式や体育祭など、学校の行事の記憶を残したいという思いが背景にはあるようだ。
一方、「ストーリーズ」の投稿理由では、「その場のできごとや感情・感動を共有しやすいから」という意見が7割近くにのぼった。「タイムライン」と比べ、より瞬間的な感情や心情を共有したいという動機があることがわかった。
両方の機能を使いこなした投稿スタイルが主流に
最後に、投稿する具体的な内容について尋ねたところ、「タイムライン」では「友達との写真や自撮り」の投稿をするという意見が約6割を占めた。
一方、「ストーリーズ」の投稿内容としては、上記の他に「今いる場所やしていることの動画」が挙げられた。次いで多かったのは、「スイーツ・カフェなど食べ物系」だった。それぞれの機能の特徴を捉えたInstagramの利用が、女子中高生の間では広まっているようだ。
【調査概要】
調査テーマ:Instagramに関する調査
調査対象:スマートフォンを所有している女子中高生
調査期間:2018年8月8日~8月20日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,786名
調査主体:プリキャンティーンズラボ byGMO
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