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現役TikTokインフルエンサーに聞く、マーケターが知っておくべきTikTokの最新トレンド

TikTokで今人気のあるジャンル

MZ:今人気のあるコンテンツにはどのような傾向があるのでしょうか。

アハト:大きく「ダンス」、「トランジション」、「エフェクト遊び」などのコンテンツトレンドとなっています。「トランジション」というのは、スマホの回転などとあわせて一瞬で映像を切り替える演出のことです。

「トランジション」のイメージ:アハトさんのTikTokより

アハト:TikTokには手振りに合わせて映像加工できる「スタンプ」という機能があり、スタンプやフィルターを使ったものが「エフェクト遊び」です。「#チャレンジ」という企業キャンペーンでは、オリジナルのスタンプや音源をクライアントが提供し、それを使ってユーザーが動画を投稿しています。

今後のトレンドとマーケターが意識しておくべきこと

MZ:今後人気が出てくるであろうコンテンツ、注目の動向などについて教えてください。

高橋:ハロウィンやバレンタインのときはイベント感のあるスタンプやフィルターを使った投稿が一気に増えましたし、今後もイベントごとに盛り上がるでしょう。春休み時期などの企業のキャンペーン展開も楽しみなところです。

アハト:最近は、AKB48のメンバーやPerfumeなどの人気アーティストが続々とTikTokをはじめたことが話題になっています。芸能人、特に音楽系の方の配信は増えていくでしょう。中国では今、音楽チャートトップ10のうち6つがTikTokで流行っている曲という状態です。そうした背景からアーティストやレーベルが続々と参入してきています。TikTokナイズドされた音楽が今後トレンドになっていくと思います。

MZ:現役TikTokインフルエンサー目線で見て、マーケターが意識しておくべきこと、今から準備しておいたほうがいいことについて、メッセージをお願いします。

アハト:TikTokは音源の影響力の非常に強いメディアなので、スタンプと連動したキャッチーな曲作りを考えていく必要があるでしょう。

高橋:今の若者は広告慣れしています。YouTubeをはじめ、「広告は飛ばす」という文化が身についています。ですので、著名タレントを使うことでかえって「これは広告だな」と無視されてしまう可能性もあります。トータルでの世界観作りを意識して、マスでの知名度にこだわらずTikTokユーザーになじみのある人を起用していくのがポイントではないでしょうか。

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この記事の著者

大木 一真(オオキ カズマ)

モジカク株式会社 代表取締役。株式会社サイバーエージェントに新卒で入社し、Webメディア「新R25」の立ち上げにディレクター兼編集職として参画。Webマーケティングを手掛ける株式会社AViC(2022年7月に東証グロース市場へ上場)の創業期に参画し、執行役員を務める。2019年1月にBtoBサービスやSaa...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/29621

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