Geolocation Technologyは、同社が提供するAPI「どこどこJP」と、Sprocketの統合Web接客プラットフォーム 「Sprocket(スプロケット)」の連携を発表した。
「どこどこJP」は、IPアドレスからユーザーの位置や企業情報などを認識するAPIサービス。IPアドレスと紐づけられた位置情報や企業名、業種、従業員規模などのデータを提供する。
また「Sprocket」は、ページ閲覧、スクロール、クリックといったサイト上でのユーザー行動を活用し、最適なタイミングでポップアップを表示するプラットフォームだ。
今回の連携により、BtoBにおいては、UU数、セッション数、PV数、企業URL、電話番号といった企業からのアクセス情報を取得可能に。アクセス調査だけでなく、それに基づくポップアップの出し分けも実現するため、ABMに代表されるBtoBならではの企業単位の施策に有効だ。
BtoCでは、エリアや天気データによるポップアップの出し分けに対応。インバウンド需要に合わせて、国外・国内の様々なニーズに活用できる。
具体的には、位置情報に応じてユーザーのニーズに合わせたポップアップを表示したり、位置情報に紐づく天気・気温のデータを活用して、ポップアップを出し分けたりすることが可能に。これにより、ユーザーの心理状態に応じたWeb接客が可能となり、コンバージョン率の改善が期待される。
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