Sprocketは、同社が提供するWeb接客プラットフォーム「Sprocket」において、「ヒートマップ分析機能」を新たに追加した。同機能の追加により、行動データを使った柔軟なサイト分析とシナリオ効果の可視化ができるようになり、Web接客の効果を効率的に高めることが可能になる。
情報量の多いWebサイトやLPなどでは、「ユーザーがどこに興味をもっているのか」を把握することが難しいという課題がある。そこでSprocketは、ユーザーの思考・動きを可視化し、サイトの改善につなげる「ヒートマップ分析機能」を開発。三井住友カードの協力のもと、検証を行った。
具体的には、ショッピングやキャッシングの利用枠の増枠を検討しているユーザーのページ内閲覧行動を可視化・分析し、そこから導き出した仮説をシナリオに反映した。これにより、コンバージョン率が約111%(※)改善。Web接客シナリオと直接的に連携することで、効率的に改善を行い、質の高い接客を実現することができたという。
この検証結果を受け、Sprocketは同機能をオプション機能として製品化。ヒートマップ分析機能と、Web接客、ページ内 A/B テスト機能をシームレスにつなぐことで、ワンストップソリューションを提供していく。
(※)分析対象ページで表示するWeb接客シナリオによる効果(計測期間:2018/12/30~2019/1/17)
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