クックパッドは、生鮮食品EC「クックパッドマート」の受取場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を開発し、順次展開していくことを発表した。マートステーションを設置するオーナー募集も、法人・個人を対象に開始した。
クックパッドマートでは、自宅配送ではなく地域に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に配送することで、食品が新鮮な状態を保つ。ユーザーは帰宅途中などに「マートステーション」へ立ち寄って商品を受け取る仕組みになる。商品を購入したユーザーのみスマートフォンアプリから解錠可能なスマートロック冷蔵庫のため、セキュリティも確保されているという。
駅やコンビニ、ドラッグストアやマンションなどあらゆる場所に設置可能とされており、地域住民の利便性向上や地域活性化、設置店舗への来店促進や継続利用のきっかけになるとして、空きスペースを提供するオーナーの参加を呼びかけている。
2019年4月10日時点におけるマートステーション設置場所
カラオケの鉄人学芸大学店(4月中旬に桜木町店・中華街店もオープン予定)、ツルハドラッグ南品川店・下北沢南口店・中野若宮店・目黒中根店・柿の木坂店、クリーニングWAKO三軒茶屋店、モンソーフルール自由が丘本店、なんでも酒やカクヤス学芸大学前店、ドラッグストアスマイル世田谷太子堂店、ムサシノクリーニング学芸大店、GMOクラウド(従業員のみ)・クックパッド(従業員のみ)
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