マーケティング動画生成ツール「リチカ クラウドスタジオ」を運営するリチカは、内田均氏がCTO(最高技術責任者)に、田岡凌氏がCMO(最高マーケティング責任者)に就任することを発表した。
リチカは2021年1月に、あらゆるビジネスコミュニケーションの課題解決に取り組む「リッチコミュニケーションカンパニー」へとリブランディングした。今回のCTO・CMOの就任は、そうした課題に対して一層本質的なソリューションを提供できる組織にしていくための体制強化だ。同社は今後テクノロジーとマーケティング領域を強化し、動画の枠を越えて幅広く事業を展開していく。
内田氏はキヤノンにおいて、SafariのブラウザエンジンWebKitやXMLの研究開発に従事。その後、米国マサチューセッツ工科大学 人工知能研究所内のティム・バーナーズ=リー博士の研究室への企業派遣を経験。インターネット技術の国際標準化団体W3Cで研究員フェローとしても活躍するなど、国際的な開発経験を豊富に持っている。2017年にリチカへ参画。2021年4月、CTO(最高技術責任者)に就任した。リチカではCTOとして海外エンジニアも含めた開発チームをけん引し、顧客の成果につながるプロダクト開発を行っていく。
田岡氏はネスレで「ネスカフェ ドルチェグスト」や「ミロ」のブランド担当として、WeWork Japanではブランドマーケティング責任者として従事。BtoC、BtoB問わず、幅広いマーケティング経験を有している。またGallup 認定ストレングスコーチとしてのマネジメントスキルも持つ。2021年3月、リチカへ参画。CMOに就任。同社のCMOとしてマーケティングチームの強化に取り組んでいく。なおマーケティング課題を抱える顧客の課題解決にもアドバイザーとして参与予定だ。
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