プレゼンの前日には「5時間以上寝る」が8割
常盤薬品工業は1月、「プレゼンのプロ」といえる広告業界とIT業界で働く人を対象に、「プレゼンテーション」についての意識調査を行った。調査は今年1月、一都三県で働く広告・IT系業で働く男女400名を対象に行われた。
広告業界・IT業界で働く人々は、はたしてどのくらいの量のプレゼンをこなしているのか? まず、プレゼンを行う頻度についてたずねたところ、「月1~5回」という回答が8割で、中には「31回以上」というツワモノも。タイトなスケジュールのなかで準備にかける時間は「3日以下」が6割で、「1日以下」という人も1割以上。しかし、前の晩にはしっかり寝る人が多く、8割近い人が5時間以上寝ている。
プロが気になるプロのプレゼン
「プレゼンのプロ」たちに、プレゼンを聞いてみたい同業者を聞いてみると以下のような結果となった。
*広告・IT業界で誰のプレゼンを聞いてみたいか(複数回答)-常盤薬品工業調べ
1位 糸井重里(東京糸井重里事務所代表取締役) 48.3%
2位 佐藤尚之(電通) 18.8%
3位 佐々木かをり (イー・ウーマン代表取締役社長 ) 18.3%
4位 岸勇希(電通) 9.5%
5位 徳力 基彦(アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役社長) 7.5%
プレゼンのプロたちが考える「プレゼン中に心がけること」と「プレゼンに必要な要素」については、「プレゼンは演劇だと思って振舞う」「キーマンに語りかける」「論理性」「インパクト」が上位に上がった。また、参考にしたことがある本の1位は「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」(日経BP社)だった。
また、プレゼンに挑むための私的テーマソングとしては、「ロッキーのテーマ」などテンションを高める効果が期待できそうな曲がランクイン。また、5割以上の人が「勝負服がある」と回答している。
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