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マス広告領域にも深く関わる「アトリビューション」、なぜ今注目されているの?【アトリビューション編:第1回】

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2013/04/19 08:00

 今回から、いよいよ「アトリビューション」について解説していきます。著者はアトリビューション分析の第一人者のひとり、ATARAの有園氏です。アトリビューションとは、インターネット広告業界だけの話しではなく、マス広告領域にも深くかかわってきます。まずはアトリビューションが注目されるようになった背景から見ていきましょう。(バックナンバーはこちら)

アトリビューションとは、効果測定のこと

 「アトリビューション」という言葉を耳にしたことはありますか?デジタルマーケティングに携わる方であればご存じの方も多いと思いますが、アトリビューションは決してインターネット広告業界だけの話しではありません。 

 広告業界において、アトリビューションとは、広告効果測定のことです。英語では「Attribution」と綴り、辞書をひくと「属性、帰属」という訳語が出てきます。欧米のインターネット広告業界の文献を読んでいると「Conversion Attribution」という言葉を見かけることがありますが、私はこの言葉を「コンバージョンへの貢献度」と訳しています。出稿媒体やクリエイティブ、キーワードなどのコンバージョンへの貢献度を数値で表し、それぞれの広告効果を測定しようということです。

 インターネット広告やオンラインの施策(SEMやSNS、メールマーケティングなど)のみを対象にしたものをオンラインアトリビューション、一方でマス広告や交通広告、DMやチラシなども対象にしたものオフラインアトリビューションと呼ぶこともあります。

 アトリビューションを広告効果測定だと考えるとわかりやすいでしょう。広告はオンラインとオフラインの両方がありますので、アトリビューション(広告効果測定)のカバー範囲もそのすべての領域に及びます

 すなわち、先ほど「Conversion Attribution」を「コンバージョンへの貢献度」と訳すと書きましたが、インターネット上のコンバージョンだけを扱うわけではなく、店舗での購入(コンバージョン)なども対象にして広告の貢献度を数値で現すことも含んでいます。もう少し厳密にいうと、広告以外のマーケティング施策も含んでいますので、マーケティングのコンバージョンへの貢献度、あるいは、ビジネス目標への貢献度を数値化しようという試みだといえます。


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