O2O戦略にメールマーケティングを活かす
One to Oneのマーケティングを実現する代表的な手法として浸透しているEメール。今、システムの進化やO2O発想の広がりによって、再び注目を集めている。
世界40か国に1万7,000人のスタッフを擁するエクスペリアングループは、企業や個人の信用情報調査やそのデータ提供、金融関連企業を中心としたリスク分析や意思決定のためのデータ分析、そしてマーケティングテクノロジーサービスをグローバルで展開。日本では、エクスペリアングループに属していたエイケア・システムズ、アルトビジョン、およびExperian Japan K.K.が統合して昨年11月にエクスペリアンジャパンが誕生した。現在、国内大手企業を中心に5,000件以上の導入実績を持ち、特にメールマーケティングにおいて厚い知見を有している。
最新のメールマーケティング事情について、「O2Oは一つの大きな流れ。しかし、本格的に始めようとすると解決すべき課題が多く、実はハードルが高い。そこで当社としては、まずはメールマーケティングを活用するということ、そして3つのステップで段階的に実現していくことをお勧めします」と、エクスペリアンジャパン マーケティング部 プロダクトマーケティンググループ マネージャーの北村伊弘氏は提示する。
O2O施策をメールで推進する3ステップ
「すでにメールマーケティングに本格的に着手している企業の中には、例えばECとリアル店舗との連動など、O2O施策をメールで推進することができている企業も多くあります。これから始めようと考えている企業には、次のような段階的なアプローチをお勧めします」と北村氏。
「まずステップ1は、アナログのダイレクトメールからデジタルのEメールに変えること。当然コスト的なメリットが一番大きいですが、物理的に可能な施策の範囲が広がり、先に述べた“顧客にとってタイムリーなリーチ”が実現できます。ステップ2では、より本格的なメールマーケティングに着手します。嗜好に合わせてセグメントし、一人ひとりのニーズにきめ細やかに対応します。そしてステップ3では『イベントドリブンメール』=消費者の何らかのアクションに呼応する形でメールを送ってコミュニケーションを深め、エンゲージメントの強化を図ります」
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