GCAサヴィアンは、M&Aアドバイザリー周辺業務を強化すべく、デジタルテクノロジー事業運営会社のアンプリアを、4月1日に設立する。
同社グループは、米国サンフランシスコにおいて、シリコンバレーを中心とした米国スタートアップ企業の資金調達、及びイグジットの際のM&Aアドバイザリーサービスを提供している。また、日米クロスボーダーM&A案件へのアドバイスを行ってきた。
多くの日本企業は、買収および投資判断の実行の前に、対象企業とのビジネス上での協業を実施したいと希望している一方で、対象となる米国スタートアップ企業は、資金調達、グローバル展開、経営戦略、イグジット戦略等、総合的なサポートを必要としている。
新会社では、日本・アジア企業が米国企業の先端技術を発掘するサポートを行うほか、新しいテクノロジーを開発した米国企業に対して、同社の技術を日本・アジアの既存流通チャネルに乗せることで、日本・アジア市場への参入といった戦略的意思決定に拘わるアドバイスを行う。また、米国企業のテクノロジーやソリューションを日本・アジア市場の特徴にあわせてローカライズをするための技術サポートも提供していく。
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