インターネット広告推進協議会(JIAA)は、2014年8月より「ネイティブアド研究会」の活動を開始する。同研究会は、年間5~6回の研究会を通じてネイティブアドの普及啓発を促進すると同時に、日本におけるネイティブアドのガイドラインを策定する。
昨今「ネイティブアド」というキーワードに注目が集まっている一方、概念や定義は曖昧で、広告主および媒体社においても解釈にバラつきがある。そのため、広告主、媒体社・プラットフォーム事業者およびユーザー(消費者)の三者にとって好ましいもとは言えないのが現状だ。このような背景を受け、同研究会が発足されるに至った。なお、ガイドラインは米国に拠点を置くインターネット広告の業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)発行のネイティブアド教本を参考に制定される予定。
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