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アイスタイル、「@cosme」のデータベースを可視化へ 新しい化粧品マーケティングの在り方を発表

 アイスタイルは、2019年9月26日、「@cosme Partner Conference 2019」を開催した。今年で設立20周年を迎える同社は、アイスタイルグループの事業戦略を発表。会場には化粧品業界のブランドマネージャーを始め、多数の業界関係者が集った。

 開催に先立ち、同社 代表取締役社長 兼 CEO 吉松徹郎氏がキーノートセッションに登壇。同社が提案する新しい化粧品マーケティングの在り方について語った。

アイスタイル 代表取締役社長 兼 CEO 吉松徹郎氏

 「20年前、情報の多くはブランド側が握っていた。その情報を生活者に届け、また生活者同士が情報をシェアするために@cosmeが始まった。それが今では、生活者側が圧倒的な情報量を持っている時代に。ブランドはどうやって生活者を理解すればいいのか? 私たちは創業時から、ブランドと生活者のよりよい出会いを創出したいと願ってきた。そのために何ができるのかを考え抜いた結果、@cosmeのデータベースを可視化していくことに決めた。毎月1,300万人を超えるユーザーが使う@cosmeの中では、多くのブランドと生活者のつながりが日々生まれている。ブランドと生活者の関係を可視化するマーケティングプラットフォーム『Brand Official(ブランドオフィシャル)』を軸に、新しい化粧品マーケティングを支援していきたい」(吉松氏)

 イベントで発表された同社の事業戦略に基づき、新たに4つの発表があった。

1、日本ロレアルの全面参画、連携強化へ

 アイスタイルと日本ロレアルは、@cosmeの保有するデータを活用し、ブランドのパートナーとしてユーザーに新しい体験を提供していくにあたり、多方面での連携を発表。日本ロレアルは@cosmeのデータを活用したマーケティングプラットフォーム「Brand Official」を既に「イヴ・サンローラン」「ランコム」など計11の人気ブランドに導入している。今後も、将来顧客の育成やファン化につなげる施策の効果検証・プランニングに活用することによって、ユーザーに新しい体験を提供していく。

2、JR原宿駅前のフラッグシップショップ「@cosme TOKYO」、年内オープンへ

 アイスタイルの連結子会社で、@cosme storeを企画運営するコスメネクストは、JR原宿駅前の新体験フラッグシップショップ「@cosme TOKYO」の概要を発表。年内オープンを目指しており、売場面積・取扱いブランド数ともに最大の店舗となる予定だ。

3、1日限りのコスメ祭り「@cosme Beauty Day」を12月3日に開催

 「@cosme Beauty Day」とは、@cosmeの公式通販サイト「@cosme shopping」にて、24時間限定で開催する、1日限りのコスメ祭り。昨年の初開催に続き、今年も12月3日(火)に開催する。「日本で一番化粧品が売れる日」を掲げ、ビューティ業界を盛り上げていく。

4、サービスロゴリニューアルを発表

 2019年12月3日(火)に迎えるサービス20周年を機に、「@cosme」のサービスロゴをリニューアルする。今回のロゴリニューアルに伴い、「@cosme store」や「@cosme shopping」をはじめとした「@cosme」ブランドのロゴも、このコンセプトに沿ってリニューアルを実施。ユーザーとブランドをつなぎ、Beautyを一緒に楽しむ信頼のプラットフォームとして一層の成長を目指す。

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MarkeZine(マーケジン)
2019/09/26 16:36 https://markezine.jp/article/detail/32091

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