4月19日、大阪ガスは、生活者の困りごとを解決する新規サービス開発事業の一環として、親子のプリントに関する悩みを解決するプリント・スケジュール・TODO一元管理アプリ「プリゼロ」の提供を開始した。
同サービスはプリントをスマホで撮影し、アプリ内に写真データを保存するもの。子ども別のプリント管理や、画像と日付・予定をセットで管理でき、家族と共有ができる。
また、行事で必要なものや買い物リスト・持ち物リストなど、忘れがちな“やること”を「ふせん」で管理することもできる。
同サービスはDaigasグループ社内の新規事業として発案されたもの。
4~12才の子供をもつ母親へ日常の困りごとを調査したところ、幼稚園・保育園、小学校や習い事等で配布される「プリントの管理」に困っている家庭が非常に多いことが分かった。
プリント自体の管理はファイルに入れるなどアナログ的に行い、予定の管理はスマホ内のメモや頭の中で管理を行うなど、プリント情報の一元管理がしづらいと感じている家庭も多く、負担になっている現状があった。
これを受け、企画を立ち上げるに至った。開発にあたり、社内の約150名の子どもをもつ社員がモニターとして参画。アプリに対しての実体験を踏まえた意見を反映するなど、子育て親世代の日々の暮らしをサポートするサービスとして開発された。
今後同社は行政や学校とも連携し、同サービスの更なる活用について検討を進めていく予定。その第一歩として、豊中市と「子育ち・子育て支援に関する」連携協定を締結。
子育て情報の入手・管理・活用について双方の資源を有効活用しながら、市民の声を収集し、互いのサービスの改善・連携を図る。
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